超漢字V:「ノートン・アンチウイルス 2007」の設定

2007年11月21日(水)

共有フォルダ参照を利用するための設定

標準の設定のままで利用できます。設定の必要はありません。
ただし、Windows共有フォルダへのアクセスは、ネットワークに接続された他のパソコンからも可能になっていますので、「超漢字V」からだけに制限したい場合は、本文書の手順に沿って設定が必要です。

Windows接続のプリンタを利用するための設定

標準の設定のままで利用できます。設定の必要はありません。

「ノートン・アンチウイルス 2007」からのメッセージへの対応

「VMware Player」や「超漢字Vサービス」のインストール時に以下のようなメッセージが現れた場合、 [常に許可する(推奨)] となっていることを確認して [OK] をクリックしてください。

常に許可する

共有フォルダへのアクセスを「超漢字V」のみに制限する設定方法

  1. 事前に、「VMnet8 の IP アドレスの取得(Windows XP)」、または「VMnet8 の IP アドレスの取得(Windows Vista)」をご覧になり、VMnet8 の IP アドレスをメモしておきます。
  2. タスクバーの右側にある「ノートン・アンチウイルス」のアイコンをクリックします。メニューが表示される場合は [Norton Protection Center を開く] をクリックします。
  3. 「Norton」の画面が現れますので、[Norton AntiVirus] のタブをクリックします。続いて [設定]のバーをクリックし、「Webセキュリティ」の下にある [インターネットワーム防止] をクリックします。

    [インターネットワーム防止] をクリック

  4. 「インターネットワーム防止」の下に選択パネルが表示されますので、[設定] をクリックします。

    [設定] をクリック

  5. 「リアルタイム保護:インターネットワーム防止」の画面に移りますので、「ローカルネットワークを信頼する」のチェックを外してから、[一般ルール] をクリックします。

    「ローカルネットワークを信頼する」のチェックを外し、「一般ルール」をクリック

  6. 「インターネットワーム防止」の画面が現れますので、ルールの一覧の中から「デフォルト Windows ファイル共有」を探してチェックを外し、さらに「デフォルト Microsoft Windows 2000 SMB」をクリックしてから [修正] をクリックします。

    「デフォルト Windows ファイル共有」のチェックを外し、「デフォルト Microsoft Windows 2000 SMB」で [修正] をクリック

  7. 「ルールの修正」の画面が現れますので、[コンピュータ] のタブをクリックし、[下のリストにあるコンピュータとサイトのみ] にチェックを付けて [追加] をクリックします。

    [下のリストにあるコンピュータとサイトのみ] で [追加] をクリック

  8. 設定画面が現れますので、[ネットワークアドレスを使う] をクリックします。「ネットワークアドレス」と「サブネットマスク」の入力欄が表示されます。
    「ネットワークアドレス」の欄には、ステップ「1.」でメモした VMnet8 の IPアドレスを入力します。続いて「サブネットマスク」には「255.255.255.0」を入力し、最後に [OK] をクリックします。
    • 下の画面は、「ネットワークアドレス」に「192.168.31.1」を入力した例です。

    [ネットワークアドレスを使う] にしてネットワークアドレス」と「サブネットマスク」を入力

  9. 下記のように「ネットワークアドレス」が追加されたことを確認し、[OK] をクリックします。

    [OK] をクリック

  10. 「インターネットワーム防止」の画面に戻ります。
    ここまでの操作で、超漢字Vからのアクセスのみ許可になりました。他のPCからのアクセスをデフォルトで遮断したい場合、更にルールの追加が必要です。
    ここからステップ「19.」までのルール追加の操作をしない場合は、他のPCから共有フォルダにアクセスがあった場合にノートン・アンチウイルスがその都度確認のパネルを出すようになります。

    [追加] をクリックします。

    [追加] をクリック

  11. 「ルールの追加」の画面が現れますので、[遮断] をクリックしてから [次へ] をクリックします。

    [遮断] をチェックして [次へ] をクリック

  12. 以下の画面に移りますので、「他のコンピュータからの接続」にチェックが付いていることを確認して [次へ] をクリックします。

    [次へ] をクリック

  13. 以下の画面に移りますので、「任意のコンピュータ」にチェックが付いていることを確認して [OK] をクリックします。

    「下のリストにあるすべての種類とポートに一致する通信のみ」にして [追加] をクリック

  14. 以下の画面に移りますので、「下のリストにあるすべての種類とポートに一致する通信のみ」をクリックしてから、[追加] をクリックします。

    「下のリストにあるすべての種類とポートに一致する通信のみ」にして [追加] をクリック

  15. 「ポートの指定」の画面が現れます。「リストにある既知のポート」にチェックが付いていることを確認し、下のポート一覧から「445」のポート番号を探してチェックを付けてから [OK] をクリックします。

    「リストにある既知のポート」で「445」にチェックを付けて [OK] をクリック

  16. 「ルールの追加」の画面に戻ります。「ローカル microsoft-ds (ポート 445)」が追加されていることを確認し、[次へ] をクリックします。

    [次へ] をクリック

  17. 以下の画面に移りますので、何も設定せず [次へ] をクリックします。

    [次へ] をクリック

  18. ルールの名前を入力する画面が現れますので、たとえば「SMB遮断」と入力し、[次へ] をクリックします。

    「SMB遮断」と入力し [次へ] をクリック

  19. 設定した内容の一覧が現れますので、[完了] をクリックします。

    [完了] をクリック

  20. ルールの一覧の画面に戻ります。最後に「SMB遮断」のルールが追加されたのを確認してから、[OK] をクリックします。

    [OK] をクリック

  21. 「リアルタイム保護:インターネットワーム防止」の画面に戻りますので、[OK] をクリックします。

    [適用] をクリックしてから [OK] をクリック

  22. 最初の画面に戻りますので、ノートン・アンチウイルスを終了させます。

ご注意

本文書は、「ノートン・アンチウイルス 2007」を、同ソフトが内蔵する独自のファイアウォール機能を使う設定で利用している場合を前提としています。

本文書は、Windows XP と Windows Vista の両方で適用できます。

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