セルの中のデータの書式を設定する

セルごとに書式を設定し、セルに格納したを様々な形式で表示させることができます。

1≫書式を指定したいセルを選択します。

2≫[セル]メニューの[書式]を選びます。

以下の書式設定パネルが現れます。

書式設定パネル

表示

セルに表示する内容を「値表示」「式表示」「非表示」の内から、いずれかを選択することができます。

・「値表示」を指定すると、が指定の書式に従って整形されて表示されます。

・「式表示」を指定すると、セルの内容がである場合、その計算結果ではなく式そのものが表示されます。

・「非表示」を指定すると、セルには何も表示されません。

固定(「値表示」設定時)

数値データを固定小数点形式で整形します。小数点以下の桁数を、「小数」のテキスト枠で指定してください。

指数(「値表示」設定時)

数値データを指数形式で整形します。小数点以下の桁数を、「小数」のテキスト枠で指定してください。

通貨(「値表示」設定時)

数値データを固定小数点形式で整形し、整数部をカンマ編集して頭に通貨記号(\)をつけます。小数点以下の桁数を、「小数」のテキスト枠で指定してください。

カンマ(「値表示」設定時)

数値データを固定小数点形式で整形し、整数部に3桁ごとのカンマ( ,)をつけます。小数点以下の桁数を、「小数」のテキスト枠で指定してください。

%(「値表示」設定時)

数値データを100倍した値を固定小数点形式にし、最後にパーセント記号(%)をつけます。小数点以下の桁数を、「小数」のテキスト枠で指定してください。

標準(「値表示」設定時)

数値データを、固定または指数の形式に自動的に整形します。小数点以下の桁数は、セルの幅により自動的に調整されます。

例として、3141.59265358…という値を、「標準」「固定」「指数」「通貨」「カンマ」「%」のそれぞれの形式で表示したときの結果を示します。

例:3141.59265358…の場合
書式 小数指定 セル内の表示
標準 3141.5926535
固定 3桁 3141.593
指数 3桁 3.142E+3
通貨 3桁 \3,141.593
カンマ 3桁 3,141.593
% 3桁 314159.265%

†セルの幅が不足していると、セルの中には“######…”という表示がされます。このときにはセルの幅を広げてください

日時(「値表示」設定時)

数値データを、以下のいずれかの日時形式に整形します。

yy/mm/dd

yy年mm月dd日

yy/mm/dd hh:mm

yy/mm/dd hh:mm:ss

yyは西暦の下2桁、mmは月、ddは日、hhは時間、mmは分、ssは秒の各数字列を示します。

時刻(「値表示」設定時)

数値データを、以下のいずれかの時刻形式に整形します。

hh:mm:ss

hh時mm分ss秒

hh:mm

hh時mm分

年の書式指定します。

ο2000年以降4桁がON(ONマーク) 2000年以降の年表示を4桁に、以前を2桁にします。例えば1990年は「90」、2005年は「2005」と整形されます。

ο常に4桁がON(ONマーク) 年表示を、常に4桁にします。

οどちらもOFF(OFFマーク) 1990年を0とした数で表示します。例えば1990年は「90」、2005年は「105」と整形されます。

月日/日時

月日と日時を表示する桁数を指定します。

ο2桁固定がON(ONマーク) 値が1桁のとき、先頭に「0」を付け足します。例えば7月1日は「07/01」と整形されます。

例として、“2000/7/7 14:34:7”という日時を、各種の形式で表示したときの結果を示します。

・常に4桁がOFF(OFFマーク) 2桁固定がOFF(OFFマーク) のとき

例:“2000/7/7 14:34:7”の場合
書 式 セル内表示
標準 36713.607025463
yy/mm/dd 100/7/7
yy年mm月dd日 100年7月7日
yy/mm/dd hh:mm 100/7/7 14:34
yy/mm/dd hh:mm:ss 100/7/7 14:34:7
hh:mm:ss 14:34:7
hh時mm分ss秒 14時34分7秒
hh:mm 14:34
hh時mm分 14時34分

・常に4桁がON(ONマーク) 2桁固定がOFF(OFFマーク) のとき

例:“2000/7/7 14:34:7”の場合
書 式 セル内表示
標準 36713.607025463
yy/mm/dd 2000/7/7
yy年mm月dd日 2000年7月7日
yy/mm/dd hh:mm 2000/7/7 14:34
yy/mm/dd hh:mm:ss 2000/7/7 14:34:7
hh:mm:ss 14:34:7
hh時mm分ss秒 14時34分7秒
hh:mm 14:34
hh時mm分 14時34分

・常に4桁がOFF(OFFマーク) 2桁固定がON(ONマーク) のとき

例:“2000/7/7 14:34:7”の場合
書 式 セル内表示
標準 36713.607025463
yy/mm/dd 100/07/07
yy年mm月dd日 100年07月07日
yy/mm/dd hh:mm 100/07/07 14:34
yy/mm/dd hh:mm:ss 100/07/07 14:34:07
hh:mm:ss 14:34:07
hh時mm分ss秒 14時34分07秒
hh:mm 14:34
hh時mm分 14時34分

・常に4桁がON(ONマーク) 2桁固定がON(ONマーク) のとき

例:“2000/7/7 14:34:7”の場合
書 式 セル内表示
標準 36713.607025463
yy/mm/dd 2000/07/07
yy年mm月dd日 2000年07月07日
yy/mm/dd hh:mm 2000/07/07 14:34
yy/mm/dd hh:mm:ss 2000/07/07 14:34:07
hh:mm:ss 14:34:07
hh時mm分ss秒 14時34分07秒
hh:mm 14:34
hh時mm分 14時34分

そろえ(「値表示」設定時)

[OFFマーク そろえ]をクリックして、[ONマーク そろえ]にすると、セル内のデータの表示位置を「左そろえ」「中央そろえ」「右そろえ」から選べます。

[そろえ]がOFF(OFFマーク)になっているときは、以下のように表示されます。

・数値データ:右そろえ

・文字データ:左そろえ

・論理値・エラー値:中央そろえ

3≫[設定]スイッチをクリックします。

指定した内容が設定され、パネルが消えます。

†[取り消し]スイッチをクリックすれば、指定を取り消して終了します。

∇書式の有効範囲

範囲を選択して書式の設定をするとき、選択領域が大きすぎる場合は、警告パネルが出て変更できません。

ただし、セルを全選択した場合は、シート全体の標準値として、書式を設定できます。この場合、すでにほかの書式が設定されているセルもその設定に変化します。

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