文字コードの詳細

■サポートしている文字コード

ファイル変換小物がサポートしている文字コードは以下のとおりです。

ο日本語(Shift_JIS)

Shift_JISでエンコードされたJIS X 0212(1バイト文字)およびJIS X 0208(2バイト文字)

ο日本語(Shift_JISX0213)

Shift_JISでエンコードされたJIS X 0212(1バイト文字)、JIS X 0208(2バイト文字)、および JIS X 0213(JIS第3水準/第4水準)

ο日本語(EUC-JP)

日本語EUCでエンコードされたUS-ASCII、JIS X 0212片仮名(1バイト文字)、JIS X0208(2バイト文字)、および JIS X 0212(補助漢字)

ο日本語(EUC-JISX0213)

日本語EUCでエンコードされたUS-ASCII、JIS X 0212片仮名(1バイト文字)、JIS X0208(2バイト文字)、JIS X 0212(補助漢字)、および JIS X 0213(JIS第3水準/第4水準)

ο日本語(ISO-2022-JP)

US-ASCII、JIS X 0212ローマ字(1バイト文字)、および JIS X 0208(2バイト文字)

ο日本語(ISO-2022-JP-2)

US-ASCII、JIS X 0212ローマ字(1バイト文字)、JIS X 0208(2バイト文字)、JIS X0212(補助漢字)、GB 2312、KS X 1001、ISO-8850-1、および ISO-8859-7(ギリシア語)

ο日本語(ISO-2022-JP-3)

US-ASCII、JIS X 0208(2バイト文字)、および JIS X 0213(JIS第3/第4水準)

ο伝統字中国語(Big5)

Big5(2バイト文字)

ο伝統字中国語(EUC-TW)

中国語EUCでエンコードされたUS-ASCII、およびCNS 11643(2バイト文字)

ο簡体字中国語(GB2312)

中国語EUCでエンコードされたUS-ASCII、およびGB 2312(2バイト文字)

ο中国語(ISO-2022-CN)

US-ASCII、GB 2312(2バイト文字)、およびCNS 11643(第一字面・第二字面、2バイト文字)

ο韓国語(EUC-KR)

韓国語EUCでエンコードされたUS-ASCII、およびKS X 1001(2バイト文字)

ο韓国語(ISO-2022-KR)

US-ASCII、およびKS X 1001(2バイト文字)

ο西欧(US-ASCII)

US-ASCIIの文字。超漢字V上では JIS X 0208 の文字として扱われる。

ο西欧(ISO-8850-1)

ISO-8850-1(Latin-1)の文字。0x7E 以下は超漢字V上では JIS X 0208 の文字として扱われ、それ以外は各国スクリプト面の文字として扱われる。

ο各国(UTF-8)

UTF-8でエンコードされたUnicode 2.0の文字。超漢字Vでは、以下の文字セットで定義された文字のみ対応している。

US-ASCII, JIS X 0208, JIS X 0212, GB 2312, KS X 1001, ISO-8859-1, ISO-8859-7

包摂されているCJK漢字は、JIS,GB,KS の順に探して、最初に見つかった文字セットの文字とみなされる。超漢字Vに含まれない漢字の場合は未定義文字となる。

ο各国(UTF-7)

UTF-7でエンコードされたUnicode 2.0の文字。超漢字Vでは、以下の文字セットで定義された文字のみ対応している。

US-ASCII,JIS X 0208,JIS X 0212,GB 2312,KS X 1001,ISO-8859-1,ISO-8859-7

包摂されているCJK漢字は、JIS,GB,KS の順に探して、最初に見つかった文字セットの文字とみなされる。超漢字Vに含まれない漢字の場合は未定義文字となる。

ο各国(UTF-16)

UTF-16でエンコードされたUnicode 2.0の文字。超漢字Vでは、以下の文字セットで定義された文字のみ対応している。

US-ASCII,JIS X 0208,JIS X 0212,GB 2312,KS X 1001,ISO-8859-1,ISO-8859-7

包摂されているCJK漢字は、JIS,GB,KS の順に探して、最初に見つかった文字セットの文字とみなされる。超漢字Vに含まれない漢字の場合は未定義文字となる。

■外部から超漢字Vの実身への変換について

ο実身名:

実身名にはすべての言語の文字が使用できます。ただし、その実身を多国語の使えない超漢字V環境へ移動・複写する可能性がある場合は、実身名にはJIS第1水準、第2水準にある文字のみを使ってください。

οTRONコードへの変換:

超漢字Vの文章実身への変換を行う場合、ファイル変換小物は文字コードの統合(Unification)を行ないません。TRONコードにおいては、日本語・中国語・韓国語などはそれぞれ完全に別個の文字コード領域が割り当てられています。つまり全ての文字(アルファベット等の非漢字を含む)は、変換元の言語に従って各国の文字コードに変換されます。

Windowsのファイル上での1バイト文字は、変換時の指定に従ってに半角付箋を入れて修飾されることがあります。このとき見かけ上1バイト文字に変換しているように見えますが、文字自体は2バイト文字と同じように各国ごとの文字コードに変換されます。

■超漢字Vの実身から外部への変換について

οファイル名:

変換元・変換先の言語に関わらず、ファイル名には日本語(Shift_JIS)だけが使用できます。日本語の補助漢字、第3水準、第4水準、および日本語以外の文字は使用できません。また、ftpサイトにアップロードするときのファイル名は英数字だけが使用できます。

変換元のディスクが日本語(Shift_JIS)以外のファイル名を含む場合、ファイル名はファイル変換小物のウィンドウでは正しく表示されません。

変換したファイルを日本語が使えない環境で使用する可能性がある場合は、ファイル名には英数字だけを使用し、ひらがな・カタカナ・漢字は使用しないで下さい。

ο言語間の文字の変換:

超漢字V上の実身を外部のファイルに変換するとき、変換先として指定された言語以外の言語の文字が含まれていた場合は、可能な限り変換先の言語の文字に変換します。

例えば、日本語(補助漢字を含む)の文字を含む文章実身を、変換先文字セットを簡体字中国語に指定して変換した場合、日本語の文字は相当する中国語の文字に変換されます。逆に、簡体字中国語の文字を含む文章実身を日本語のファイルに変換することもできます。韓国語の場合も同様です。ただし、韓国語から中国語へ、またその逆の変換はサポートされていません。

この変換機能により、超漢字V上で日本語として入力した文章を中国語・韓国語のWindowsのファイルに変換することが可能になります。

漢字を別の言語の文字に変換した場合は、変換終了後に確認パネルが表示されます。

変換先の言語には対応する文字がないために変換できなかった場合は、便宜的に“〓”へ変換し、変換終了後に確認パネルが表示されます。

非漢字を別の言語の文字に変換した場合は、確認パネルは表示されません。

基本的には、ISO/IEC 10646 および Unicode において各国間で同じ文字と規定されている文字が相互に変換されますが、加えて以下の11文字も相互に変換されます。

\ ∥ -(マイナス) ¢ £ ~ ≦ ≧ ¬ ・ ‐

また、以下の2文字は片方向の変換となります。(以下の中国語・韓国語の文字は対応する日本語の文字に変換されますが、日本語の文字が中国語・韓国語の文字に変換されることはありません)

GB 2312, KS X 1001 の3区2点 →日本語の”

GB 2312, KS X 1001 の3区7点 →日本語の’

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