超漢字V R4.520 バージョンアップ版

2007年7月4日(水)

超漢字V R4.520 バージョンアップ版をご案内いたします。

本バージョンアップ版は、超漢字V を R4.500/R4.510/R4.511 から、R4.520 へバージョンアップを行うためのものです。

R4.520 での変更内容

システム

  • VMware Player 2.0.0 build-45731で、ウィンドウを最大化している状態から全画面に切り替えると超漢字が操作できなくなることがある問題に対応しました。
    • 全画面表示を利用する場合は、あらかじめ、VMware Playerのウィンドウの最大化を解除し、開いているウィンドウの内容を保存してから実行してください。
  • VMware Player 2.0で発生する、全画面表示の場合にポインタを動かせる範囲が狭くなり画面全体を指し示せなくなる問題に対応しました。
    • 全画面表示を利用する場合には、ユーザ環境設定の〈PD属性〉の見出しの「ペン動作」欄の[相対/絶対]の設定で[絶対](絶対座標モード)を選んでください。
      相対モードで全画面表示を利用すると、ポインタの動きに制約を受ける場合があります。
    • 絶対座標モードの場合は、「ポインタ移動」欄の「速度」および「加速開始」の設定は無視され、常にWindowsのポインタの速度の設定が有効になります。
      ポインタの速度の調節はWindows側で行ってください。
    • Windowsのポインタの速度は、コントロールパネルの「マウスのプロパティ」を開き、〈ポインタ オプション〉の見出しで設定します。
  • 絶対座標モードの場合に、ポインタの動きをWindowsのポインタの動きに合わせ、スムーズにウィンドウの行き来ができるように改善しました。
    • 超漢字のポインタがWindowsのポインタと同じように動いてほしい場合には、絶対座標モードでお使いになることをお勧めします。
  • 改行や改段落を含む文字列をトレーに複写した場合に、超漢字とWindowsとでウィンドウを切り替えるたびに同じ文字列がトレーに追加されることがある不具合を修正しました。
  • 超漢字VをR4.500からR4.511にバージョンアップした際にSkelTRONキーボードからの入力ができなくなる不具合を修正しました。

仮想ディスク圧縮

  • 超漢字Vの仮想ディスクの容量が実際の使用量よりも大きい場合に、仮想ディスクのファイルサイズを減少させることができる機能を追加しました。

システム環境設定小物

  • 〈機器〉-〈VMware〉の見出しに[仮想ディスクを圧縮する]スイッチを追加しました。
  • 〈機器〉-〈VMware〉の見出しで[いますぐ全画面にする]をクリックすると、「VMwareウィンドウの最大化を解除してから実行してください。」というメッセージが現れるように仕様を変更しました。

文字検索小物

  • 文字検索の検索速度を改善しました。
  • コード一覧画面で、&T形式TRONコードが正しく表示されないことがある不具合を修正しました。

画面印刷小物

  • 画面イメージの印刷/保存時に、PrintScreen キーを押して連続実行する機能を追加しました。

キー配列変更小物

  • 入力方式を [ローマ字入力] にしてテンキーにカーソルキーを割り当てた場合、Alt ( 拡張 ) をオンにしてもカーソルキーの色が青のままで赤に変わらなかった不具合を修正しました。
    • 以下の状態のときに、テンキーにカーソルキーが割り当てられます。
      • Shiftオフ + NumLock オフ
      • Shiftオン + NumLock オン
  • [μTRONキーボード-TRON] の英語モード時に、変換キーと無変換キーに空白が割り当てられていた不具合を修正しました。
    • バージョンアップを行うと、[μTRONキーボード-TRON]のキー配列は標準のキー配列に変更されます。
      キー配列を変更していた場合は、バージョンアップのあとでキー配列変更小物を起動し、再度キーボードの配列を変更してください。

基本ブラウザ

  • 一部のウェブサイトで表示に時間がかかることがある不具合を修正しました。
  • 入力フォームの内容が長くなった場合に、正しく送信できないことがある不具合を修正しました。
  • ユーザ設定パネルの〈表示〉の見出しで[操作パネルも移動]を有効にして[Enter]キーを押すと、操作パネルの位置がずれることがある不具合を修正しました。
  • ファイルのダウンロードが開始されるURLを指定した実身を基本ブラウザで起動した場合、ダウンロードを実行したあとにウィンドウの表示が乱れることがある不具合を修正しました。
  • サーバにアクセスするときに送信される情報が、ダウンロード時のみ不完全である不具合を修正しました。
  • プロキシ経由での認証が必要なURLからのダウンロードが正常に行われない不具合を修正しました。
  • プロキシ設定の「プロキシを使用しないホスト名」の設定が、リダイレクトされたURLでは有効にならない不具合を修正しました。

書体

  • 変体仮名の337番(TRON9面8857)のデザインが間違っていた不具合を修正しました。
  • 日本補助の23区55番(TRON1面B757)の16ドットフォントのデザインが間違っていた不具合を修正しました。

その他

  • 各種不具合を修正しました。

R4.511 での変更内容

システム

  • 超漢字VからWindowsへの文字列の切り貼りで、改段落の変換が適切に行われない問題に対応しました。

R4.510 での変更内容

システム

キー配列変更小物

  • μTRONキーボード(TRON/JISモード)に対応しました。[キーボード]メニューから以下のいずれかの項目を選択して、キー配列を変更することができます。
    • [μTRONキーボード-TRON]
    • [μTRONキーボード-JIS]
    • μTRONキーボード(JISモード)は、標準のキーボードとして扱われるため、[106/109日本語キーボード]と同じキー配列データが使用されます。
      したがって、[μTRONキーボード-JIS]で変更したキー配列は、[106/109日本語キーボード]にも適用され、[106/109日本語キーボード]で変更したキー配列は[μTRONキーボード-JIS]にも適用されます。
  • 「超漢字V R4.510 バージョンアップ版」は、μTRONキーボードの製品の中に含まれています。

ダウンロードの方法

超漢字Vの基本ブラウザでダウンロードする場合

  1. 以下のバージョンアップパッケージをクリックしてください。

    ダウンロード方法を指定するパネルが現れます。 パネル下段中央に現れる[バイナリ]のポップアップセレクタをプレスして、 ファイルタイプを[バイナリ]から[書庫]に変更します。そして[確認]スイッチをクリックします。 ダウンロードが終了すると、 ダウンロードの終了を確認するスイッチが現れますので、 [確認]スイッチをクリックして、パネルを閉じます。

  2. 前項でダウンロードした書庫実身は、 初期ウィンドウに保存されています。 この書庫実身をウィンドウに開くと、 バージョンアップパッケージの書籍を表す仮身が現れます。 これを適当なキャビネットにドラッグしてください。 ドラッグ先にバージョンアップパッケージの仮身が現れ、 解凍動作が行われます。
  3. 解凍された仮身をダブルクリックし、 ウィンドウ内の説明に従ってバージョンアップの作業を行ってください。

Windowsでダウンロードする場合

  1. 以下のバージョンアップパッケージをクリックしてください。

    バージョンアップパッケージがダウンロードされます。 適当なフォルダ(ディレクトリ)に保存します。

  2. 前項でダウンロードしたファイルを、
    [方法1]
    USBメモリなどの外部記憶装置に保存します。
    [方法2]
    Windowsの共有フォルダに保存します。
  3. [方法1]の場合:
    超漢字Vのファイル変換小物を実行して、前項で保存したファイルを超漢字の実身に変換します。このとき変換方法には[書庫]を指定します。
    • 本操作の前に VMware Playerのツールバーにある、USBデバイスやフロッピーディスクの接続スイッチを押してください。詳細は、超漢字V付属の「超漢字V 操作ガイド」(PDF)の「周辺機器を使う」(P.70)の項をご覧ください。
    [方法2]の場合:
    超漢字Vの共有フォルダ参照小物を実行して、前項で保存したファイルを超漢字の実身に変換します。このとき変換方法には[書庫]を指定します。
  4. 変換した書庫実身をウィンドウに開くと、バージョンアップパッケージの書籍を表す仮身が現れます。これを適当なキャビネットにドラッグしてください。
    ドラッグ先にバージョンアップパッケージの仮身が現れ、解凍動作が行われます。
  5. 解凍された仮身をダブルクリックし、 ウィンドウ内の説明に従ってバージョンアップの作業を行ってください。

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