詳細編:ご利用上の注意

(1)貼り付けた文字が&T形式で表示されるものがある

文字をクリックして選び、右クリックメニューの[コピー]を選ぶと、その文字がクリップボードに格納されます。

入力したいアプリケーションで[貼り付け]を行うと、その文字を入力できます。

検索結果をコピーする
[貼り付け]の操作
検索結果をワードパッドへ貼り付ける

†【参照】「入門編:(4)検索した文字をアプリケーションに貼り付けよう・その1」

ただし、文字種や貼り付け先のアプリケーションによって、文字コードとして貼り付けられる文字の種類に制限があります。

[コピー]機能を利用する場合は、以下の点にご注意ください。

  1. 貼り付け対象となるアプリケーションが、Shift JIS形式だけしか扱えない場合は、貼り付けられる文字の種類に制限が出ます。より多くの文字の種類を貼り付けるためには、UTF-8(Unicode)形式が扱えるアプリケーションを使ってください。
  2. アプリケーション側に貼り付けができても、Windows側に書体(フォント)が用意されていない場合は、表示されません。
  3. 漢字に関しては、Unicodeの中の「CJK Unified Ideographs」の中の20,902字、および「CJK Compatiblity Ideographs」の中の361字の範囲に対応する文字を貼り付けることができます。

    †具体的には、日本のJIS第1・第2水準、JIS補助漢字、中国のGB2312規格で定められた簡体字、韓国のKS X 1001規格で定められた漢字やハングル、一部の繁体字、欧州文字を貼り付けることができます。

  4. 一方、JIS第3・第4水準の一部の文字、大漢和辞典の文字、トンパ文字、変体仮名などのその他の文字は、貼り付けることはできません。

    †これらの文字は、&T形式のTRONコード(&Tzzyyyy;)として貼り付けられます。

[コピー]機能が使えない場合は、[イメージをコピー]機能を使って、画像としてアプリケーションに貼り付けてください。

(2)検索キーに&T形式や未定義文字(未定義文字)で表示されるものがある

部首・部品を検索キーにドラッグすると、&T形式のTRONコード(&Tzzyyyy;)として表示されるものがあります。

部首から検索キーへドラッグする&T形式に化ける例

292字の部首・部品のうち、以下の28字がこれに相当します。

&T形式に文字化けるする部首・部品

検索結果をドラッグしても、&T形式のTRONコード(&Tzzyyyy;)として表示される場合があります(大漢和辞典収録文字やGT文字セットなど)。

検索結果から検索キーへドラッグする&T形式に化ける例


また、部首・部品を検索キーにドラッグすると、「未定義文字」(未定義文字)として表示されるものがあります。

部首から検索キーへドラッグする未定義文字に化ける例

292字の部首・部品のうち、以下の4字がこれに相当します。

未定義文字に化ける部首・部品

検索結果をドラッグしても、「未定義文字」(未定義文字)として表示されるものがあります。

検索結果から検索キーへドラッグする&未定義文字に化ける例

†Windows 8.1/8/7/Vistaでは「未定義文字」(未定義文字)として表示されることはなく、正しく表示されます。


&T形式や「未定義文字」(未定義文字)で表示されていても、検索キーとしては正しく機能します。また、「&Tzzyyyy;」や「未定義文字」の部分を削除すれば、検索キーから取り除かれます。

†本件は、本ソフトウェアの機能制限とさせていただきます。

「超漢字V」に搭載されている「文字検索」ではこの制限はありません。ドラッグした文字がそのままの形で表示されます。

(3)文字情報が&T形式で表示されるものがある

文字情報の中で、&T形式のTRONコード(&Tzzyyyy;)として表示されるものがあります。

†本件は、本ソフトウェアの機能制限とさせていただきます。

「超漢字V」に搭載されている「文字検索」ではこの制限はありません。「台湾」における読みの情報は、注音符号(ボポモフォ)で表示されます。

文字情報が化ける文字

(4)「濁点仮名」、「住基仮名」が表示されないことがある

T書体がインストールされていないと、「濁点仮名」、「住基仮名」が表示されません。表示させるには、「詳細編:書体について」をご覧になり、T書体を追加してください。

(5)アーヴ文字は表示されない

〈コード一覧〉の見出しの中で、[その他]-[アーヴ]を選んでも「アーヴ文字」は表示されません。

†本件は、本ソフトウェアの機能制限とさせていただきます。

「超漢字V」に搭載されている「文字検索」ではこの制限はありません。超漢字V用のアーヴ文字フォントを登録することにより、超漢字V上で表示・利用が可能です。