Lesson1 Step3 検索条件を設定しよう～詳細設定～

はるこ先生

[詳細設定]スイッチをクリックすると、検索条件を細かく設定するためのパネルが開きます。

図1 検索詳細設定パネル

〈検索対象〉

実身名: 実身名(ファイル名)を検索対象とします。
文章/表: 基本文章編集や基本表計算で作成した実身の内容を検索対象とします。ルビは検索対象に含まれます。ヘッダ/フッタは検索対象に含まれません。
図形中の文章: 図形に含まれる文字列を検索対象とします。文章実身に含まれる埋め込み図形も対象になります。

実身名だけを検索対象としたい場合には、[文章/表]と[図形中の文章]をOFFにします。

〈1実身内での検索打ち切り数〉

1実身内での検索打ち切り数を指定すると、検索条件に一致する箇所が検索打ち切り数に達した時点で、その実身内の検索を打ち切って、次の実身の検索に移ります。
この場合、検索結果のウィンドウには、検索を打ち切った時点までの検索結果のみが表示されます。検索打ち切り数は、1、5、10、20、30、40、50、100、無制限が選べます。無制限を選ぶと、検索の打ち切りは行わずに、実身内をすべて検索します。

〈改行/改段落〉

改行、改段落を区別するか、空白とみなすか、無視するかを選びます。
1行ごとに改段落のコードが入っている文章を検索対象にする場合に、改行/改段落を無視することにより、ひとまとまりの文字列として検索されます。
データが欧文の場合は、単語間の区切りに改段落コードを入れて改行しているケースもあります。そのような場合は改行/改段落を空白と見なすと検索できるようになります。

改行/改段落の検索例を、図版入りで説明しています。

〈空白/タブ/制御文字〉

空白、タブ、制御文字を区別するか、空白とみなすか、無視するかを選びます。
「空白とみなす」は、欧文などで行頭にタブコードを使ってインデントしている場合に有効です。「すべて無視」は、人名の姓と名の間に空白が入っているものといないものを同一視したい場合などに有効です。

空白/タブ/制御文字の検索例を、図版入りで説明しています。

〈文字の同一視〉

異形字ゆらぎ検索の条件を指定します。

大文字と小文字: 同一文字セット内で、ラテン文字の大文字と小文字を区別するかしないかを設定します。同一視がONの場合は、「ABC」と「abc」を区別せずに検索します。
ひらがなとカタカナ]: 同一文字セット内で、ひらがなとカタカナを区別するかしないかを設定します。
同一視がONの場合は、「あいう」と「アイウ」を区別せずに検索します。
異なる文字セットの同一字: 異なる文字セットの同一文字を区別するかしないかを設定します。
異なる文字セットの同一文字は、文字検索小物の〈文字情報〉の見出しで、1列目に表示されます。
同一視がONの場合は、JIS補助漢字の「」とJIS第3水準の「」を区別せずに検索します。
異形字: すべての文字セットに含まれる異形字を区別するかしないかを設定します。
異形字は、文字検索小物の〈文字情報〉の見出しで、やの欄に表示されます。
異形字の設定は、[異なる文字セットの同一字]がONのときに設定できます。
同一視がONの場合は、「」と「鴎」を区別せずに検索します。
日中韓台の対応漢字: 日本、中国、韓国、台湾の漢字を区別するかしないかを設定します。
日中韓台の対応漢字は、文字検索小物の〈文字情報〉の見出しで、の欄に表示されます。
同一視がONの場合は、「」と「」を区別せずに検索します。