第4回 Windowsの他のアプリケーションと同時に使えます

超漢字Vでは、Windowsの中で、TRONというWindowsとは別のOSを容易に体験できます。

超漢字Vの画面例を図1に示します。この図でご覧いただけるように、超漢字VはWindows上の1つのウィンドウの中で動いており、この点では WordやExcel、Internet ExplorerなどWindowsの他のアプリケーションと全く同じです。そのため、超漢字Vの画面(ウィンドウ)とWordやExcel、Internet Explorerなど他のアプリケーションのウィンドウを同時にオーバーラップして表示できますし、ウィンドウ上のクリック操作や、画面下部のタスクバーの操作により、超漢字VとWindowsの他のアプリケーションの切り替えをワンタッチで行うことができます。

超漢字VとWordやExcelとの併用

図1 超漢字VとWordやExcelとの併用

従来の超漢字は、Windowsと同じマシンに入れて動かすことはできましたが、Windowsと超漢字を同時に使うことができず、Windowsと超漢字を切り替える際はOSを再起動する必要がありました。超漢字Vでは、ウィンドウのクリック操作だけで、WordやExcel、Internet ExplorerなどWindowsのアプリケーションと超漢字を切り替えて使うことができ、OSを再起動する手間や時間は必要ありません。さらに、超漢字VとWindowsの他のアプリケーションとの間で、画面に表示されているデータ(文字列やファイル)の受け渡しを行うことも簡単です(データの受け渡しについては、今後別の回でご説明します)。
ちなみに、超漢字V全体のウィンドウがWindowsの中の1つのウィンドウになっていますが、この中には、超漢字内の文書やアプリケーションに対応したウィンドウが複数表示されます。すなわち、1つの親ウィンドウの中に、複数の子のウィンドウが表示される状態になっています。

一方、画面いっぱいに超漢字を利用するには、他のWindowsのウィンドウと同様に最大化することで、画面いっぱいに超漢字Vを利用することができます。最大化にすると、画面の見かけは従来の超漢字とほぼ同じになり、Windows上で動いていることを意識せずに使えるようになります。

超漢字Vの最大化

図2 超漢字Vの最大化

超漢字Vは、Windowsとの共存により格段に使いやすくなった超漢字です。ぜひ、Windows上で気軽に体験できるTRONの世界をお楽しみください。

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