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Virtual PCに関するご質問

最終更新日 2006年12月27日(水)

Q.3051 Macintosh上で超漢字を使っています。右[Ctrl]キーの無いキーボードなので、[F10]キーを使ってかな漢字変換の「確定」操作を行なっていますが、キーが遠く操作が大変です。代わる方法はないでしょうか?
Q.3052 超漢字から利用できるデータ用のディスクを追加できますか?
Q.3053 Virtual PCは容量可変のドライブイメージを作成できますが、超漢字から利用できますか?
Q.3054 MacintoshでJIS配列キーボードを使っていますが、超漢字で文字の入力に使用するキーを教えてください。
Q.3055 MacintoshでASCII配列キーボードを使っていますが、超漢字で文字の入力に使用するキーを教えてください。
Q.3056 「Virtual PC」ウィンドウを閉じ、ダイアログボックスで[PCステータスを保存する]を選んで終了した場合、再起動後の超漢字の時計がWindowsやMac OS側の時計とずれています。
Q.3057 プリンタで印刷をしたいのですが。
Q.3058 Windows用Virtual PCに登録した超漢字4から、BTRON形式のフロッピーディスクが認識できません。
Q.3059 Windows XP上のVirtual PCに登録した超漢字4から、ハードディスク上のWindows区画やBTRON区画を読み書きできるでしょうか?
Q.3060 Windows版 Microsoft Virtual PC 2004に超漢字をシステム登録(インストール)するには、どうすればよいのですか?

Q.3051 Macintosh上で超漢字を使っています。右[Ctrl]キーの無いキーボードなので、[F10]キーを使ってかな漢字変換の「確定」操作を行なっていますが、キーが遠く操作が大変です。代わる方法はないでしょうか?
以下の手順でキーの割当を変更することで、[return]キーで「確定」操作ができるようになります。
  1. [小物]メニューの[ユーザ環境設定]を選びます。「ユーザ環境設定」ウィンドウが現れます。
  2. [かな漢字変換設定]スイッチをクリックします。「かな漢字変換設定」ウィンドウが現れます。
  3. 見出し〈キー割当〉をクリックして画面を切り替え、項目[VJE-Delta-SP]をクリックして設定します。
  4. 「かな漢字変換設定」ウィンドウ、「ユーザ環境設定」ウィンドウを順番に閉じます。
  
Q.3052 超漢字から利用できるデータ用のディスクを追加できますか?
「Virtual PCリスト」ウィンドウで新しいドライブイメージを作成し、超漢字から使えるようにします。(Virtual PC 2004の操作例)
  1. 新規にドライブイメージを作成します。Virtual PCに付属のマニュアルを参考にしてください。
  2. 新しいPCの作成が完了したら、そのまま終了します。超漢字を含めてOSをインストールする必要はありません。
  3. 超漢字を登録したバーチャルマシンの「PC設定」ウィンドウで、Dドライブに2.で作成したドライブイメージを設定します。
  4. 超漢字を起動して、初期ウィンドウにある仮身「小物箱」をウィンドウに開き、その中にある仮身「ディスク設定」をダブルクリックします。「ディスク設定」ウィンドウが開きます。
  5. 右向き矢印キーを使ってディスクを切り替えます。3.でDドライブに設定したドライブイメージは、「ハードディスク#2」になっています。
  6. [区画作成]スイッチをクリックして、超漢字で利用できる区画にします。区画の名前やサイズを入力します。
  7. 区画の作成が終了したら、右上の[終了]スイッチをクリックして、「ディスク設定」を終了します。
  8. 初期ウィンドウに、7.で作成した区画を指すデバイス仮身が現れます。この仮身をダブルクリックしてウィンドウに開いて、データの読み書きを行ないます。
  
Q.3053 Virtual PCは容量可変のドライブイメージを作成できますが、超漢字から利用できますか?
超漢字はVirtual PC 2004、Virtual PC for Mac 6で作成された容量可変のドライブイメージを使用できます。Vritual PC 4で作成した容量可変のドライブイメージはお使いになれませんので容量固定のものを利用してください。
  
Q.3054 MacintoshでJIS配列キーボードを使っていますが、超漢字で文字の入力に使用するキーを教えてください。
文字の入力でよく使うキーは以下の通りです。

JIS配列で使用するキー
キーの種類 使用するキー
ひらがな [かな]キー
カタカナ [Shift]+[かな]キー
英小文字 [英数]キー
英大文字 [Shift]+[英数]キー
全角/半角 [=]キー(テンキー)

  
Q.3055 MacintoshでASCII配列キーボードを使っていますが、超漢字で文字の入力に使用するキーを教えてください。
文字の入力でよく使うキーは以下の通りです。

ASCII配列で使用するキー
キーの種類 使用するキー
ひらがな [Control]+[Capslock]キー
カタカナ [Alt]+[Capslock]キー
英小/大文字 [Capslock]キー
全角/半角 [Alt]+[`]キー

  
Q.3056 「Virtual PC」ウィンドウを閉じ、ダイアログボックスで[PCステータスを保存する]を選んで終了した場合、再起動後の超漢字の時計がWindowsやMac OS側の時計とずれています。
超漢字本体を終了するのではなく、Virtual PCの機能を使って超漢字を登録したバーチャルマシンを終了し、その際に[PCステータスを保存する]を選ぶ場合、次の起動ではこの時点のステータスを使って再開されるため、時計もずれることになります。
超漢字本体を終了し再起動することで、超漢字の時計とWindowsまたはMac OS側の時計をあわせることができます。
  
Q.3057 プリンタで印刷をしたいのですが。
プリンタはネットワーク接続のみ利用できます。Virtual PC上の超漢字からは、パラレル、シリアル、USB経由での印刷はできません。プリントサーバを別途ご用意の上、印刷を行なってください。
またユーザー様よりWindows XP上のVirtual PC 2004では以下の方法で印刷できたとのご報告をいただいております。同環境でご使用の方はご参考にしてください。
  • Windows XP側:Windows XPの標準機能を使って以下の設定を行ないます。
    1. UNIX用印刷サービス(LPDSVC)を追加する。アプリケーションの追加と削除から出来ます。自分の場合CD-ROMに入っていました。
    2. サービスを自動起動に変更する。標準では手動起動になるようです。アクセサリ→管理ツール→サービスの項目で設定します。
    3. プリンタのプロパティで[共有]にチェックする。
  • 超漢字側:ネットワークプリンタの設定で、IPアドレスとキュー名にWindows XPで設定した共有名を記入します。
なお、Windows/Mac OS側での画面印刷機能により、超漢字のウィンドウを含めた画面を印刷することは可能です。
  
Q.3058 Windows用Virtual PCに登録した超漢字4から、BTRON形式のフロッピーディスクが認識できません。
Windows用Virtual PCでは、超漢字4からBTRON形式のフロッピーディスクが扱えない場合があります。その場合でも、フロッピーディスクのイメージファイルを作成して、Virtual PCからこのフロッピーイメージをキャプチャすることで、フロッピーディスクの内容を読むことができます。

以下に「rawread.exe」というDOSプログラムを使ってイメージファイルを作成する例をご紹介します。「rawread.exe」はインターネット上からダウンロードして入手することができます。
  1. Windowsを起動して、「rawread.exe」を入手します。
  2. 読み込むBTRON形式のフロッピーディスクをドライブにセットします。ここではドライブ名を A とします。
  3. MS-DOSプロンプト(DOS窓)を起動して、「rawread.exe」を格納したディレクトリまで移動します。
  4. 以下のコマンドをキーボードから入力します。
    C:\My Documents>rawread ****** A
    ("*****" はフロッピーイメージのファイル名を入力します。)
    ファイル "*****" が、カレントディレクトリにできます。
  5. ファイル "*****" をエクスプローラ等で表示します。
  6. Virtual PC上で超漢字4を起動します。
  7. ファイル "*****" を、超漢字4のウィンドウの右下にあるツールバーのフロッピーディスクアイコンにドラッグします。超漢字4からはBTRON形式のフロッピーディスクが、ドライブに挿入されたかのように認識されます。
  8. 初期ウィンドウにフロッピーディスクのデバイス仮身が現れますので、ウィンドウに開いて読むことができます。
  
Q.3059 Windows XP上のVirtual PCに登録した超漢字4から、ハードディスク上のWindows区画やBTRON区画を読み書きできるでしょうか?
超漢字4製品CD-ROMの中にある取扱説明書(firstvpc.pdf)の中では、フロッピーディスクやftpサーバを使用する方法を解説していますのでご覧ください。

またWindows用Virtual PC 2004では、バーチャルディスクウィザードで「ハードディスクへのリンク(高度)」で物理ハードディスクを割り当てて、ゲストPCのハードディスク2に設定したところ、ゲストPCに登録した超漢字から、ホストPCのWindows区画と超漢字区画からファイルを読み込むことが可能でした。
ただし、リンク先の物理ドライブにWindowsで扱える区画が1つでもある場合は、そのイメージファイルが読み取り専用となってしまい、ゲストPC上の超漢字から書き出すことができませんでした。デスクトップパソコンなどで2台目のハードディスクに超漢字区画のみがある場合などは、読み取り専用のスイッチをOFFにすることで、Virtual PCの超漢字から実際に存在する超漢字区画に実身複製することができました。

なお、実際の運用には、以下の注意事項にお気を付けください。
  • Virtual PC 2004が提供する物理ハードディスクを割り当てる機能は、すべてのパソコンでの動作を保証するものではないようです。パソコンのシステム構成によっては、この機能を使えない場合もあるそうですので、ご了承ください。
  • 超漢字がファイル変換できる区画はFAT32またはFAT16の区画です。Windows XPのNTFSにはアクセスできません。区画が無い場合はパーティションコマンダー8等を使用してNTFS区画を小さくし、新たにFAT16/32の区画を基本区画、または拡張区画の最初の論理ドライブとして作成してください。
  • Virtual PC上で超漢字をインストールする際、「区画名:」は既存の超漢字区画と違う名前に変更してください。デフォルトのまま変更しない場合は、両区画とも「B−right/V」となってしまい、ゲストPC上の超漢字に実際の区画のデバイス仮身が表示できなくなります。
  
Q.3060 Windows版 Microsoft Virtual PC 2004に超漢字をシステム登録(インストール)するには、どうすればよいのですか?
以下の手順で超漢字4をシステム登録(インストール)してください。
なお、Virtual PCの動作は、必ずウィンドウ表示で行ってください。全画面表示では超漢字をシステム登録(インストール)することはできません。

また、WindowsのCD-ROMの自動再生の機能が有効になっている場合には、以下の手順を行った後、Virtual PCに超漢字をシステム登録(インストール)する手順を実行してください。

手順(Windows自動再生機能をオフにする)
  1. 「マイコンピュータ」から「CD-ROM」のアイコンのところにポインタを移動し、マウスの右ボタンをクリックし「プロパティ」を選択します。
  2. [自動再生]をクリックします。
  3. リストボックスを「画像」に変更します。
  4. 動作内の「実行する動作を選択」で「何もしない」を選択します。
  5. [OK]をクリックします。

手順(超漢字4をシステム登録(インストール)する)
  1. 超漢字4 CD-ROMをCD-ROMドライブにセットします。
  2. Virtual PCを起動します。
  3. 新規作成したバーチャルマシンを選択し、「起動」をクリックします。
  4. 画面に

    Reboot and Select proper Boot device
    or Insert Boot Media in selected Boot device

    と表示されます。
  5. メニューから[CD]-[物理ドライブ D: の使用](D:はCD-ROMドライブの番号)を選択します。
  6. ウィンドウの左下のCDの絵の書いたアイコンが、灰色から色のついた絵に変化した段階でEnterキーを押します。
  7. 超漢字4 CD-ROMから起動し、ディスク設定の画面になります。
  8. [システム登録]をクリックし、超漢字4をシステム登録(インストール)します。
  

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