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システム(操作全般)に関するご質問

最終更新日 2001年11月7日(水)

Q.651 超漢字の特徴の一つであるマルチタスクについて説明してください。
Q.652 時計小物を起動しているとき、メニューを表示すると、時計の針が停止してしまいます。なぜでしょうか?
Q.653 仮想メモリの領域を、システムを登録する区画と別の区画に割り当てることはできますか?
Q.654 超漢字はDMA転送を使用しているのでしょうか?
Q.655 背景画面の登録可能な数の上限はいくつですか?
Q.656 ウィンドウの全画面表示と、変形して全画面に表示させたときの違いは何ですか?
Q.657 消したつもりのない仮身がいつの間にかなくなってしまいました。
Q.658 キーボードを使ってウィンドウのスクロールはできますか?
Q.659 フロッピーディスクドライブのアクセスランプが常に点灯し、カタカタと音が鳴っています。この音をとめることはできないのでしょうか?

Q.651 超漢字の特徴の一つであるマルチタスクについて説明してください。
超漢字はマルチタスクOSですから、複数のプログラムを同時に動作させることが可能です。

超漢字は、キーボードやマウスからの情報は、アクティブウィンドウと呼ばれているウィンドウに送られるような仕組みになっています。プログラムは同時に複数動くのですが、入力操作ができる対象は一つのプログラムであることに注意してください。

たとえば、フォーマットのプログラムを実行すると、パネルが表示されますが、これを表示している間は、キーボードやマウス、電子ペンからの操作情報が、すべてこのパネルに集められて、そこで一括して処理される仕組になっています。このため、フォーマット中は、他の操作ができなくなります。すなわち、他のウィンドウの操作を行なったり、新しくメニューを出すためには、パネルを画面上から消す必要があります。そのためフォーマット中には新しい処理を開始できず、フォーマットが終了するまで待つことになるわけです。

あらかじめ、たとえば基本通信の転送処理を実行しておいてからフォーマットを始めると、転送処理は止まらないので、プログラム自体は同時に動いていることがわかります。
  
Q.652 時計小物を起動しているとき、メニューを表示すると、時計の針が停止してしまいます。なぜでしょうか?
メニューを表示している間も、時計小物自体は動作しているのですが、画面への表示が禁止されているため動作が停止しているように見えます。

メニューの表示では、表示時にメニューに隠れる部分の画面イメージを退避し、メニューが消える時に退避した画面イメージを復帰しています。この復帰した時の画面が乱れないようにするために、メニュー表示中は、メニュー以外のものによる画面への書き込みを禁止しています。

一般に他のウィンドウシステムでも同様の現象が起こることが多いようです。また、ウィンドウのドラッグ移動中も同様の理由により、時計の針が停止しているように見えます。
  
Q.653 仮想メモリの領域を、システムを登録する区画と別の区画に割り当てることはできますか?
仮想メモリ(スワップサイズ)のための領域は、超漢字を登録する際に、登録する区画内に自動的に割り当てられます。したがって、仮想メモリのための領域を別区画へ割り当てることはできません。

なお、仮想メモリの容量は、区画の全体容量の10%となります。ただし、最小で4Mバイト、最大で64Mバイトです。
  
Q.654 超漢字はDMA転送を使用しているのでしょうか?
パソコンに内蔵または外付けされているハードディスク/CD-ROMドライブがDMA転送に対応しており、かつBIOSでDMA転送の設定が行われている場合は、DMA転送を利用できます。詳細は取扱説明書小物の[システム]-[システム]-[ハードディスク/CD-ROMの設定]をご覧ください。
  
Q.655 背景画面の登録可能な数の上限はいくつですか?
背景画面は最大50個まで登録できます。制限数を超えた場合は、既に登録されている内容のうち、使わないものを削除すれば新規に登録できるようになります。
  
Q.656 ウィンドウの全画面表示と、変形して全画面に表示させたときの違いは何ですか?
ウィンドウの四隅でダブルクリックするか、[表示]メニューの[全画面表示]を選ぶことによって、ウィンドウは全画面表示の状態になります。この状態で同様の操作を行うと、ウィンドウのサイズは元に戻ります。

全画面表示状態の情報は、ウィンドウの大きさとは別に保存されています。したがって、全画面表示の状態でウィンドウを終了した仮身を、異なる画面サイズでウィンドウに開いても、全画面のサイズで表示されます。

ウィンドウを通常の変形の手順で全画面になるようなサイズにした場合、たとえば画面サイズ640×480で全画面相当にウィンドウを変形した場合、画面サイズ800×600でも640×480の大きさでウィンドウは表示されます。
  
Q.657 消したつもりのない仮身がいつの間にかなくなってしまいました。
仮身がなくなってしまい、慌てることがあります。本当に削除してしまったという場合もあり得ますが、多くの場合はウィンドウがスクロールしたために現在表示されている画面上に出ていないか、あるいは他の仮身の後ろに隠れているだけです。

仮身の数が多くなると、他の仮身の下に隠れてしまって見つからないということがありますが、[編集]メニューの[自動配置]を実行すると、全ての仮身が重ならないように表示されますので、目的の仮身があることを確認することが可能です。自動配置を実行すると、せっかく考えて配置した仮身が勝手に並べ替えられてしまいますが、実行直後に[編集]メニューの[取り消し]を実行すれば元の位置に戻ります。

また原紙箱や小物箱の仮身を本当に削除した場合は、[小物]メニューの[原紙集め]を選んで「原紙集め」ウィンドウを開くと、ウィンドウの中に原紙箱および小物箱の原紙があります。「原紙箱」の原紙を初期ウィンドウにドラッグして再度作成することで元の状態に戻すことができます。
  
Q.658 キーボードを使ってウィンドウのスクロールはできますか?
超漢字では[PageUp]/[PageDown]キーを使って、上下方向のエリアスクロールができます。

また左右方向のエリアスクロールは標準状態ではできませんが、キー配列変更小物を使って、余っているキーにこの機能を割り当てることができます。たとえば109日本語キーボードのWindowsキー、Menuキー(超漢字では通常使用しません)に割り当てる手順は以下のとおりです。

  1. 初期ウィンドウにある「小物箱」の仮身をウィンドウに開きます。
  2. 「小物箱」ウィンドウにある「キー配列変更」の仮身をダブルクリックして、キー配列変更小物を起動します。
  3. 「キー配列変更」のウィンドウで、[キーボード]メニューの[109日本語キーボード]を選びます。キーボードの絵の一番下の段にWindowsキー([○] キーの2つ左隣)、Menuキー([○] キーの1つ左隣)に相当する絵が現れます。
  4. Windowsキーの絵をクリックした後、続いて左下のテキストボックスをクリックして入力状態にして、010fと入力します。これは左方向のエリアスクロールを意味します。
  5. Menuキーの絵をクリックした後、続いて左下のテキストボックスをクリックして入力状態にして、010eと入力します。これは右方向のエリアスクロールを意味します。
  6. [登録/保存]メニューの[システムへ登録]を選びます。
  7. [終了]メニューを選び、キー配列変更小物を終了します。
  
Q.659 フロッピーディスクドライブのアクセスランプが常に点灯し、カタカタと音が鳴っています。この音をとめることはできないのでしょうか?
カタカタと音が鳴るのは、フロッピーディスクドライブの音で、超漢字がフロッピーディスクの出し入れを周期的に自動チェックしているためです。この周期的な音を止めたい場合は、フロッピーディスクの自動検出機能を以下の手順で解除してください。ただし、自動検出機能が解除されている状態で、フロッピーディスクをドライブに挿入した場合には、[Insert]キーを押してディスクを認識させる必要があります。

  1. [小物]メニューの[システム環境設定]を選ぶと、見出し〈機器〉/〈機器情報〉の内容が表示されます。
  2. [フロッピーディスク]を選択し、[表示]スイッチをクリックします。
  3. 「ディスクの検出方法」で「[Insert]キーを押す」を選択します。
  4. [設定]スイッチをクリックします。
  

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