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特長

製品仕様

画面写真

補足説明


TRONWAYマーク

2001524

パーソナルメディア株式会社
142-0051 東京都品川区平塚1-7-7 MYビル
TEL.03-5702-7858 FAX.03-5702-7857
E-mail:sales@personal-media.co.jp
http://www.personal-media.co.jp/
(
超漢字のホームページ) http://www.chokanji.com/

 

多漢字の送受信が可能なBTRON用のメールソフト
「超漢字メール」を新発売

 

総合パッケージソフトウェアメーカーのパーソナルメディア株式会社(代表取締役:泉名達也、本社:東京、電話番号03-5702-7858、資本金1,000万円)は、現在発売中の多漢字BTRON仕様OS「超漢字3」のアプリケーションの1つとして、530日より、「超漢字メール」を発売いたします。

「超漢字メール」は、「超漢字3」上で動作する新しいメールソフトです。「超漢字メール」同士であれば、もちろん、超漢字3の持つ17万以上の文字や漢字を含んだメールを送受信できます。また、BTRON以外のOSとの間でメールの送受信を行った場合にも、相手側で利用可能な文字環境とメール本文に含まれる文字の種類に応じて、最適な文字のエンコード方法を選択し、できるだけ多くの文字を送ることができます。たとえば、メールの文字セットとして「自動選択:日本語」を指定すると、メール本文がJIS1・第2水準の文字のみを含んでいる場合には ISO-2022-JP によるエンコーディングが、JIS補助漢字あるいはJIS3・第4水準の文字まで含んだ場合には ISO-2022-JP-2 あるいは ISO-2022-JP-3 によるエンコーディングが自動的に選択されます。日本語のほかにも、西欧、韓国語、簡体字中国語、伝統字(繁体字)中国語など、幅広い選択が可能です

さらに、送信先の文字環境で表現できない文字に対して、赤色表示により注意を促す機能や、文字を特定するコード番号に変換して送信する機能を備えているため、メールの相手先環境での文字の不足による情報欠落を最小限に抑えることができます。

「超漢字メール」の価格は6,000(税別)で、パーソナルメディア株式会社(http://www.personal-media.co.jp/)からの直販にてお求めいただけます。

◇「超漢字メール」の特長

  • 超漢字3同士であれば、超漢字3の扱う世界各国17万以上の文字や漢字をすべて送受信できます。もちろん、「超漢字メール」と同時発売のトンパ文字を送受信することもできます。
  • 相手側が超漢字でない場合であっても、相手側で利用可能な文字環境とメール本文に含まれる文字の種類に応じて、最適な文字のエンコード方法を選択し、できるだけ多くの文字を送ることができます。日本語(JIS補助漢字/JIS3・第4水準)のほか、西欧(フランス語やドイツ語)、韓国語、簡体字中国語、伝統字(繁体字)中国語、Unicode(UTF-8/UTF-7)など、幅広い選択が可能です。
  • 送信先の文字環境で表現できない文字に対して、赤色表示により注意を促すことができます。
  • 送信先の文字環境で表現できない文字を、文字のコード番号(*1)に変換して送信する機能があります。この機能により、メールの送信先で実際にその文字が見えない場合でも、情報の欠落が起こらず、メール中の文字をすべて特定することができます。

*1

具体的には、&Txxxxxx;(xは文字コードを表わす16進数)で表現されるテキスト形式TRONコードに展開して送信します。

  •  
  • 複数のアカウント(メールアドレス)や接続先環境に対応しています。会社用/自宅用など、用途に合わせたメールアドレスや接続先環境の違いを、仮身(BTRONのアイコン)によって区別し、容易に使い分けることができます。
  • 添付ファイルは、文章(text/plain)やバイナリ(無変換)のほか、BTRONの実身群を1つのファイルにアーカイブしてメールに添付するTADアーカイブの機能を備えています。TADアーカイブの機能を使うと、超漢字上で作ったコンテンツを、ワンタッチで他の超漢字ユーザに送信することができます。
  • 署名や挨拶文の挿入、メール返信時の引用形式のカスタマイズなど、多彩な機能を備えています。
  • 超漢字の表計算ソフトやデータベースソフト(マイクロカード)を用いて、メールのアドレス帳を作成、管理することができます。

なお、「超漢字メール」には、超漢字3に添付されていたファイル変換機能の機能強化版が付属しています。機能強化されたファイル変換では、&Txxxxxx;で表現されるテキスト形式TRONコードとの相互変換や、TADアーカイブ形式のファイルの読み込みが可能となりました。「超漢字メール」とファイル変換の機能強化版により、超漢字3の持つ多漢字・多文字コミュニケーション環境がますます充実します。


◇「超漢字メール」の製品仕様

対応OS

  • 超漢字3 (B-right/V® R3 以上)

プログラム構成

  • メール管理、メール閲覧、メール編集

対応プロトコル

  • 送信:SMTP
  • 受信:POP3(APOP対応)

メール通信機能

  • 送信、受信、再受信、中断、サーバから削除
  • 周期処理、最大受信サイズ指定、最大送信サイズ指定
  • 新着チェック、送信抑止
  • 複数のアカウント(SMTP/POPサーバ、メールアドレス)の管理
  • 複数のメール箱の管理

メール閲覧

  • 一覧表示(話題順/送信日時順/宛先順/差出人順による並べ替え)
  • 本文表示(標準表示/原文表示、ウィンドウ幅で折り返し)
  • トレー操作
  • 印刷

添付ファイル形式

  • TAD文章、TAD図形、TAD書庫、TADアーカイブ
  • テキスト(text/plain)HTML(*2)、画像(GIF,JPEG,PNG)(*3)、バイナリ(無変換)

メール編集

  • 環境設定(引用開始文、引用記号、あいさつ、署名などのカスタマイズ)
  • 返信作成、転送作成
  • 標準編集/全編集モード
  • 文字階調表示、詳細表示
  • トレー操作
  • 検索/置換
  • 文字セットの設定、判定

 

*2

送信時のHTML形式への変換機能はありません。受信したHTML文書は基本ブラウザで閲覧できます。

 

*3

送信時の画像形式の変換機能はありません。受信した画像は基本ブラウザで閲覧できます。


◇「超漢字メール」で設定可能な文字セットとエンコーディング方法

日本語

  • 自動選択,ISO-2022-JPISO-2022-JP-2ISO-2022-JP-3Shift_JISShift_JISX0213EUC-JPEUC-JISX0213

韓国語

  • 自動選択,ISO-2022-KREUC-KR

中国語

  • 自動選択(簡体字),自動選択(伝統字)ISO-2022-CNGB2312Big5EUC-TW

西欧

  • 自動選択,US-ASCIIISO-8859-1

各国(*4)

  • UTF-8UTF-7

 

*4

超漢字3のシステムスクリプトで扱えるJIS1・第2水準(JIS X 0208)JIS補助漢字(JIS X 0212)、韓国漢字・ハングル(KS X 1001)、中国語簡体字(GB2312)、および超漢字3の各国スクリプトで扱えるUnicode非漢字については、メールの送受信時にUnicodeとの相互変換を行い、UTF-8あるいはUTF-7で送 受信することが可能です。


◇「超漢字メール」に付属するファイル変換機能強化版の仕様

変換先メディアとファイル形式

  • フロッピーディスク、ハードディスク、ATAカード上のWindows(MS-DOS)ファイル
  • ISO 9660形式のCD-ROM(読み出しのみ)
  • ftpサーバにより転送されるファイル

変換方法

  • 文章
    • 日本語(Shift_JISShift_JISX0213EUC-JPEUC-JISX0213ISO-2022-JPISO-2022-JP-2ISO-2022-JP-3)、中国語(ISO-2022-CN)、伝統字中国語(Big5,EUC-TW)、簡体字中国語(GB2312)、韓国語(EUC-KRISO-2022-KR)、西欧(US-ASCIIISO-8859-1)、各国(*5)(UTF-8UTF-7)の変換が可能
    • 半角・比例ピッチを1バイト文字に変換する機能
    • 文字セット範囲外文字を&T表記に変換する機能
    • 改行コードの指定機能
  • 画像(BMP/JPEG/PNG)
  • 無変換(基本/詳細/書庫)
  • TADアーカイブ形式(入力変換のみ)

その他の機能

  • ファイルの一括変換、ファイルの削除/一括削除
  • ftp接続時のファイル名変更、ディレクトリ作成/削除
  • ファイル名拡張子の自動判定

 

*5

超漢字3のシステムスクリプトで扱えるJIS1・第2水準(JIS X 0208)JIS補助漢字(JIS X 0212)、韓国漢字・ハングル(KS X 1001)、中国語簡体字(GB2312)、および超漢字3の各国スクリプトで扱えるUnicode非漢字との相互変換が可能です。

画面写真


  ○画面写真 (GIFファイル  109KB)

補足説明:「超漢字3」とは?

「超漢字3」は、トロンプロジェクトから生まれたBTRON仕様OS(1)、「超漢字」シリーズの最新版です。「GT書体フォント」66,756(2)、大漢和辞典収録文字(3)iモード絵文字などを含めて、世界各国17万の文字を自由自在に扱えます。「超漢字3」は、JISUnicodeに含まれない多数の人名用異体字を扱う自治体の住民管理システム、書名、著者名に多漢字、多言語を必要とする図書館の情報管理システム、国文学、歴史学、言語学の研究者、海外在住の日本人や日本在住の留学生の皆様などを中心に、大きな注目を集めております。

「超漢字3」はPC/AT互換機(DOS/Vパソコン)で動作します。インターネットブラウザやメールソフト、ワープロソフト、表計算ソフトなどの基本的なアプリケーション類に加えて、漢字の構成部品(ヘンやツクリ)や読み、画数、異体字、関連字などの情報から必要な漢字を素早く検索できる文字検索ユーティリティ、多言語を入力するための「世界文字入力」が付属しています。ワープロなどの基本的な機能が揃っているため、これだけで統合ソフトウェアとしてご利用いただけますが、OSですので、この上で用途に応じたアプリケーションを開発することも可能です。「超漢字3」の開発環境は、LinuxなどのUNIXOSの上で動作するクロス開発環境となっており、超漢字のホームページhttp://www.chokanji.com/から無償でダウンロードできます。

「超漢字3」は、Windows 98 Windows Me と同等以上の能力を持ちながら、はるかにコンパクトで高速です。Intel 80486DX16MBメモリ、300MBのハードディスクといったハードウェア構成で十分実用的に動作します。さらに、多漢字機能を使用しない場合にはより少ない容量のハードディスクでも動作し、古いパソコンも無駄にはなりません。起動時間も1020秒程度ですから、気軽にパソコンを動かしたり、しばらく使わない間は電源を止めたりできます。その結果、電気のムダ使いを避けることができ、環境にも優しいオペレーティングシステム(OS)となっています。

「超漢字3」の関連製品や関連書籍として、超漢字3内に作成されたコンテンツをそのままウェブページとして情報発信できる「超漢字ウェブコンバータ」および「超漢字ウェブサーバ」、Oracleを用いたデータベースを多漢字化する「超漢字ソリューション for Oracle」、超漢字上でトンパ文字が使える「超漢字トンパ書体」、超漢字3の入門書「はじめてみよう超漢字−ファーストステップ」などが発売されています。


1

OSとはオペレーティングシステムの略で、「基本ソフト」とも呼ばれます。その上でいろいろなアプリケーションを動かすための土台となるソフトウェアです。BTRONとは、トロンプロジェクトの1つとしてパソコン向けに仕様設計されたOSです。トロンプロジェクトの詳細については、トロンプロジェクトのホームページ http://www.tron.org/ をご覧ください。

2

日本学術振興会の未来開拓学術研究推進事業「マルチメディア通信システムにおける多国語処理の研究」プロジェクトの成果。http://www.l.u-tokyo.ac.jp/GT/でも公開されています。

3

大漢和辞典 諸橋轍次著 大修館書店刊。超漢字3に実装した大漢和辞典収録文字は、ダッシュ付漢字や補巻まで含めて、修訂第二版に完全準拠しています。


TRONは“The Real-time Operating system Nucleus” の略称です。

BTRONは“Business TRON”の略称です。

BTRON はコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品を指すものではありません。

超漢字はパーソナルメディア株式会社の商標です。

その他の商品名などは各社の商標または登録商標です。

本資料に記載された製品の価格、仕様などは、発表日現在のものです。最終的に販売される製品では、変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。


以上


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