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「康煕字典」とは?

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2001年7月6日

パーソナルメディア株式会社
〒142-0051 東京都品川区平塚1-7-7 MYビル
TEL.03-5702-7858 FAX.03-5702-7857
E-mail:sales@personal-media.co.jp
http://www.personal-media.co.jp/
(超漢字のホームページ) http://www.chokanji.com/


漢字の字体の典拠「康煕字典」をBTRON用の電子辞書として新発売

総合パッケージソフトウェアメーカーのパーソナルメディア株式会社(代表取締役:泉名達也、本社:東京、電話番号03-5702-7858、資本金1,000万円)は、多漢字BTRON仕様OS「超漢字3」で動作する電子辞書ソフトウェア「超漢字康煕字典(ちょうかんじ こうきじてん)」(山口明穗東京大学名誉教授・中央大学教授監修)を9月下旬から発売いたします。

国語審議会は、常用漢字表以外の漢字の字体について、基本的に康煕字典体とすることを昨年12月に答申しました(http://www.monbu.go.jp/singi/kokugo/00000040/)。 本答申にもあるように、明治以来の漢字の活字は康煕字典の正字体の字形を拠り所としてきた歴史があります。このように、漢字の活字字体の典拠とされる康煕字典ですが、康煕字典を閲覧できる機会は少なく、実際にどのような字形が掲載されているのか、意外に知られていないのが現状です。この康煕字典を超漢字3上で閲覧できるようにしたソフトウェアが、今回発売する「超漢字康煕字典」です。

「超漢字康煕字典」は、康煕字典の各ページを画像イメージとして表示するだけでなく、超漢字シリーズでご好評いただいている文字検索機能と連動できる点に大きな特長があります。すなわち、超漢字3の文字検索機能と同じ操作で、漢字の構成部品(ヘンやツクリ)や読み、画数、異体字、関連字などの手がかりから必要な漢字を素早く検索し、検索された漢字が親字として掲載された康煕字典の該当ページをワンタッチで表示することができます。さらに、康煕字典に含まれるすべての漢字に対応するアウトラインフォント(GT書体)が揃っていますので、これらの漢字を超漢字3上の各種のアプリケーション、たとえばワープロソフトやデータベースソフトで活用することも自由自在です。

「超漢字康煕字典」に収録している康煕字典の画像イメージは、数多くある各種の版本のうち、特に貴重なオリジナルの「内府本(ないふぼん)」(東京大学東洋文化研究所蔵)、および日本翻刻の初版である「安永本(あんえいぼん)」の2種類です。このうち「内府本」は日本に数冊しか存在しないもので、原本を見ることは困難ですが、「超漢字康煕字典」ではその精緻に彫られた字形を手軽に見ることができます。また、「内府本」と「安永本」を同時に表示させ比較することもできます。なお、本製品の制作にあたっては、国語学の山口明穗東京大学名誉教授・中央大学教授に監修をいただきました。

「超漢字康煕字典」には、手軽にご利用いただける「超漢字康煕字典/標準版」と、原書の精緻な画像をより高い解像度で再現できる「超漢字康煕字典/高精度版」の2種類の製品をご用意しています。「超漢字康煕字典/標準版」はCD-ROM 2枚で構成され予価25,000円(税別)、「超漢字康煕字典/高精度版」はより多くのCD-ROMにより構成され予価98,000円(税別)となっています。いずれも、パーソナルメディア株式会社(http://www.personal-media.co.jp/)からの直販にてお求めいただける予定です。

なお、本製品は、日本学術振興会の未来開拓学術研究推進事業「マルチメディア通信システムにおける多国語処理の研究」プロジェクトの成果をライセンスを受けて利用しています。

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  ○画面写真 (GIFファイル  872KB)

補足説明:「超漢字3」とは?
「超漢字3」は、トロンプロジェクトから生まれたBTRON仕様OS(※1)、超漢字シリーズの最新版です。「GT書体フォント(※2)」、大漢和辞典収録文字(※3)、iモード絵文字などを含めて、世界各国17万の文字を自由自在に扱えます。「超漢字3」は、JISやUnicodeに含まれない多数の人名用異体字を扱う自治体の情報システム、書名や著者名に多漢字、多言語を必要とする図書館の情報管理システム、国文学、歴史学、言語学の研究者、海外在住の日本人や日本在住の留学生の皆様などを中心に、大きな注目を集めております。

「超漢字3」は、基本的にはPC/AT互換機(DOS/Vパソコン)で動作します。インターネットブラウザやメールソフト、ワープロソフト、表計算ソフトなどの基本的なアプリケーション類に加えて、漢字の構成部品(ヘンやツクリ)や読み、画数、異体字、関連字などの情報から必要な漢字を素早く検索できる文字検索ユーティリティ、多言語を入力するための世界文字入力機能などが付属しています。ワープロなどの基本的な機能が揃っているため、これだけで統合ソフトウェアとしてご利用いただけますが、OSですので、この上で用途に応じたアプリケーションを開発することも可能です。「超漢字3」の開発環境は、超漢字上で動作するセルフ開発環境のほか、LinuxなどのUNIX系OSの上で動作するクロス開発環境も用意されており、いずれも超漢字のホームページhttp://www.chokanji.com/から無償でダウンロードできます。

「超漢字3」は、Windows 98 や Windows Me と同等以上の能力を持ちながら、はるかにコンパクトで高速です。Intel 80486DX、16MBメモリ、300MBのハードディスクといったハードウェア構成で十分実用的に動作します。さらに、多漢字機能を使用しない場合にはより少ない容量のハードディスクでも動作し、古いパソコンも無駄にはなりません。起動時間も10〜20秒程度ですから、気軽にパソコンを動かしたり、しばらく使わない間は電源を止めたりできます。その結果、電気のムダ使いを避けることができ、環境にも優しいオペレーティングシステム(OS)となっています。

「超漢字3」の関連製品や関連書籍として、超漢字3内に作成されたコンテンツをそのままウェブページとして情報発信できる「超漢字ウェブコンバータ」および「超漢字ウェブサーバ」、Oracleを用いたデータベースを多漢字化する「超漢字ソリューション for Oracle」、多漢字の送受信が可能なメールソフト「超漢字メール」、超漢字上でトンパ文字が使える「超漢字トンパ書体」、Virtual PCを用いてマッキントッシュ上で超漢字を動作させる「Macで超漢字」、超漢字3の入門書「はじめてみよう超漢字−ファーストステップ」などが発売されています。


※1OSとはオペレーティングシステムの略で、「基本ソフト」とも呼ばれます。その上でいろいろなアプリケーションを動かすための土台となるソフトウェアです。BTRONとは、トロンプロジェクトの1つとしてパソコン向けに仕様設計されたOSです。トロンプロジェクトの詳細については、トロンプロジェクトのホームページ http://www.tron.org/ をご覧ください。
※2日本学術振興会の未来開拓学術研究推進事業「マルチメディア通信システムにおける多国語処理の研究」プロジェクトの成果。http://www.l.u-tokyo.ac.jp/GT/でも公開されています。
※3大漢和辞典 諸橋轍次著 大修館書店刊。超漢字3に実装した大漢和辞典収録文字は、ダッシュ付漢字や補巻まで含めて、修訂第二版に完全準拠しています。
補足説明:「康煕字典」とは?
康煕字典は、中国の清(しん)の時代に編纂された漢字の辞典です。清朝の第四代皇帝康煕帝の命により、学者30人が5年の歳月をかけて歴代の辞書を元に集大成したものであり、1716年に完成しました。オリジナルは木版によって印刷されており、全40巻に親字として漢字47035字を収録。これらの漢字が、214の部首に分けられ、画数順に記載されています。現在私たちが利用している漢和辞典も、214の部首分けや画数順の配列などの点で、この康煕字典の流れをくんでいます。

「康煕字典」は、1716年に発行されて以来、各種の版が制作されています。清朝宮廷内の内務府で発行されたオリジナルは「内府本(ないふぼん)」あるいは「武英殿本(ぶえいでんぽん)」と呼ばれます。それ以降、清朝あるいは中国国内だけでも、道光本(1827年)、湖北崇文書局本(1875年)、上海同文書局本(1884年)、商務印書館本 (1933年)、中華書局同文書局本(1958年)などが発行されています。また、康煕字典は日本でも翻刻され、江戸安永年間に「日本翻刻康煕字典(安永本)」(1780年)が発行されました。これは「内府本」を元にカタカナによる漢字の読みを加え、訓点と送り仮名を振って木版を起こし、いわゆる漢文の形にして日本人でも読みやすくしたものです。日本ではこの後も、江戸から明治期にわたり各種の版が発行され利用されてきました。


TRONは“The Real-time Operating system Nucleus” の略称です。
BTRONは“Business TRON”の略称です。
BTRON はコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品を指すものではありません。
B-right はパーソナルメディア株式会社の登録商標です。
超漢字はパーソナルメディア株式会社の商標です。
その他の社名や商品名などは各社の商標または登録商標です。
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以上

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