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◆補足資料: 超漢字原稿プロセッサの特長と機能

◇1. 多漢字機能
従来の環境におけるコンピュータ執筆のデメリットの1つは、利用可能な漢字が制限されることです。たとえば、日本最大の漢和辞典「大漢和辞典」に収録されている漢字が約5万字あるのに対して、従来のパソコンで利用可能な漢字はJIS第1・第2水準の約6000字からUnicodeの2万字前後(※)に過ぎません。より多くの漢字を扱いたいという多漢字機能の需要は、文学的に豊かな表現をしたい場合のほか、正確な人名用漢字を扱う場合にも出てきますが、従来のパソコンで扱えない漢字を含むコンテンツを出版・印刷したい場合、入稿・校正時の手書き等により漢字の情報を補う必要がありました。

「超漢字原稿プロセッサ」では、大漢和辞典の約5万字やGT書体の約7万字など、合計17万字が利用可能な「超漢字4」の多漢字機能を利用することにより、漢字の不足という問題を抜本的に解決しています。

現在の多くのパソコン用OSで利用可能なUnicode 2.0における収録漢字数は約2万字で、このうちの約12000字が日本の漢字です(両者の差は中国、韓国、台湾などの漢字)。Windows XPなどの新しいOSでは、Unicode 3.1, 3.2, 4.0 などの採用により、より多くの漢字を利用できますが、日本の漢字はその一部に限られており、たとえば大漢和辞典の約5万字をすべて利用できるわけではありません。

◇2. 推敲支援機能
従来のコンピュータ執筆における2つめのデメリットは、校正や推敲作業を行う際に、修正箇所が分かりにくくなることです。挿入箇所を赤字で示すワープロソフトは既に存在するものの、たとえば、執筆者と編集者との間で修正箇所を相談する場合、修正前と修正後でレイアウトが変わってしまうため、両者を見比べながら修正前後の位置を特定する必要があり、手書きでの赤入れと比較してかえって分かりにくいというデメリットがありました。

また、原文のレイアウトを保持するワープロソフトであっても、追加した文章が追加場所から離れた場所に表示され、分かりにくいという問題がありました。

「超漢字原稿プロセッサ」の最大の特長は、原文のレイアウトを保持したまま文章の修正履歴を分かりやすく表示する「赤ペン詳細モード」の新規開発により、上記の問題を改善したことです。あたかも紙の原稿に手書きで書き加えたかのように、追加された文字を赤字で行間に表示したり、削除文字に取消線を引くことができます。修正前のレイアウトを変えずに修正箇所を明示できるため、推敲や校正作業を効率的に行えます。

もちろん、修正の履歴を残しながら修正後のレイアウトで表示する「赤ペンモード」や、修正履歴を残さない通常の編集機能(黒ペンモード)も利用可能で、この3つのモードはワンタッチで切り替えできます。

これらの機能は、執筆者と編集者との間の校正、推敲の過程で利用できるほか、複数の執筆者が共同で一つの文章を仕上げる場合にも威力を発揮します。

◇3. 日本語特有の表記ルール
従来のワープロソフトでは、小学校の国語の時間に習うような日本語特有の表記ルールは、必ずしも実現されていませんでした。たとえば、“。”と“」”などの特定文字の組み合わせは原稿用紙の1マスに収めるというルールがあるのですが、従来のワープロソフトは一般にこのルールを無視しており、国語教育の面から問題があるという指摘も出ていました。

「超漢字原稿プロセッサ」では、こういった表記ルールを忠実に再現する機能が実現されています。同様の例として、「超漢字原稿プロセッサ」では、繰り返し記号のおおがえし(く)を2マスで表現するといったルールにも対応しています。

◇4. その他の機能
上記のほか、編集者への指示や自分自身の内部メモとして利用できるメモ機能、書いた文章量の達成度を原稿の枚数や残量、進捗率などの数字によって表示する機能、原稿をWindowsやMacintoshなどの環境上で再利用するためのXML形式出力機能など、従来環境との情報交換も含めて、文章執筆活動を支援する数多くの機能が「超漢字原稿プロセッサ」に盛り込まれています。


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